Crystaline [クリスタライン]

スチームパンクファッションを普段着にしているWebデザイナー、Crystalineの日記。スチームパンクな自作アクセサリーやファッションについて発信しています。作り方やスチームパンクについての基礎知識も。

足の怪我と事故について

昨日のつぶやきを見て、「あれ」と思った方も多いようなので。
以前掲載していた自己紹介記事には説明していたんですが、私は右足が少し不自由です。理由は大学生の頃にバイクに乗っていたときに、横から乗用車にはねられて脛部分を切断・接合したことによるもの。
腱も骨も神経も全て切断してしまったため、腱は元の長さより短くなってしまい足首の稼働範囲が狭く、表面は5年経った今でもあまり感覚がありません。
事故直後の大破したバイク医者からは二度と普通に歩けることはない、と診断され一時期は車いすで生活していました。
元気が良すぎて2回目の手術後寝たきりから車いすになった途端、入院していた病院で車いすを爆走させて貧血になり、看護婦さんに助けを求めるという微笑ましいエピソードも。
しかし実際にお会いしたことのある方はご存じかと思いますが、持ち前のガッツにより現在は歩いていればあまり分らない程度に回復しています。
それでも走ったり、長時間歩いたり立っていたりすると痛みが出たり、接合部に体液がたまってきたりします。
遠出するときには片手杖を持ち歩いていたんですが、やっぱり買い物をたくさんすると持ち物になったり邪魔になったりするので、最近は持ち歩くのが面倒になっていました。

手術直後の脚の写真
そんなときはしばらく歩いては休んで、歩いては休んで、といった風に家路につきます。途中で「もう歩きたくないっ!」と地面に座って幼児よろしく足をバタつかせながらダダをこねたくなりますが、そんなことをしていても自動的に家に着くわけではないので「うおー!頑張るんだ私!」と奮い立たせながら帰宅することもしばしば。
そこで、昨日の出来事になるのですが、他の座席に空きがなく他に座る人もいなさそうだったので優先席に座ったところ隣のお年を召された方から、若者が座席に座るんじゃない、と指摘を受けました。私も「こんなにも足が悪いんだから自分を労れ!」と言っているようなので、怪我を誇示して陣取るようなことはないのですが、なんだか胸中モヤモヤしてしまいました。わたしが少し我慢をすれば良かった話なので、今思うとその場を離れた方がよかったのかもしれません。
あまり心配されたくはないけれど、全く心配されないとツラい右足のジレンマ。
こんな時、どういう顔したらいいか、わからないの…。
いや、ほんとに。