スチームパンクハーネスの作り方
※この記事とは別に新型のハーネスをつくりました。新しい作り方の記事はこちら
→http://d.hatena.ne.jp/crystaline/20150925/1443206718
作りたかったのはいいのですが、コーディネート写真を見てもみなさんカジュアルスチームパンクに合わせていらっしゃる方がほとんど…。私は家着以外Tシャツなどは持っていないので「作ったはいいけど合わせられる服がない!」という状態に。
そこでこの間出して来たウェスタンな茶色のシャツならどうか、と合わせてみたところばっちりでしたね!
スチームパンクハーネスとは
スカイダイビング、登山、高所作業用の安全帯だと言うと想像がつきやすいかもしれません。
ベストのようなベルトのことです。ベストやアンダーバストコルセットが好まれるスチームパンクファッションにもよくレザー素材や布のハーネスが使われています。
布製のハーネス
Stampunk Couture (スチームパンククチュール)ではKato (ケイト)さんのコーディネート例に布製のものがよく使用されていますね。以下の例はカジュアルスチームパンク。ミリタリースタイルにハーネスを取り入れるだけで出来ちゃいます。
レザー素材のハーネス
ブラウンのレザーだとぐっとスチームパンク感が強まります。スカートスタイルにも良さそうです。
作成チュートリアル
今回は私の革小物スキルが低いため(現在特訓中)、合皮のベルトを使用して即席のスチームパンクハーネスを作成しました。上記のカジュアルスチームパンクの例のように、ミリタリースタイルにこれを合わせるだけでスチームパンカーになれると言っても過言ではありません。作り方はとても簡単ですし是非参考にしてみてください。
Step1 材料を揃える
まず「日」の形をした金古美(アンティークゴールド)のバックルを2つと、100円均一のベルトを3本用意します。私は長さが心配だったので「Lサイズ」を3本買いましたが、私と同じぐらいの体型or女性であれば「Sサイズ」1本と「Mサイズ」2本がいいかも知れません。
また、バックルについてですが単体で購入することも出来ますが1つ800円ほどしてしまうので、私はサンキューマートでウェストベルトを購入して部品取りしました。これなら1個400円。
- 細いベルト(金具が金古美色のもの) - 3本
- 金古美の大きめの「日」の字型バックル - 2個
Step2 「日」の字型のバックルを縫い留める
細ベルトをアンダーバストに巻き、余分な長さ分を切る。細ベルトのバックルが真ん中にくるように持ち、ちょうどバストの真横に留める位置を決める。糸でバックルを「縦方向にして」しっかり固定する。穴に通す棒部分の両脇と「日」の両端を2〜3重に糸で縫います。(「日」の真ん中の棒をベルトに固定する感じ)
※器用な方は布などで固定した方が耐久性が高いです。
Step3 「日」バックルに細ベルトの端を入れる
金具が付いている方ではない方の端を先ほど留めた「日」に通します。
両側1本づつ通してください。
Step4 装着する
この状態で既に装着が可能です。最初のベルトをアンダーバストに装着して、先ほど通したベルトを両肩にあずけてください。
後ろで交差させ、脇のアンダーバストの細ベルトの下に通します。
前に持ってくると金具同士が「こんにちは!」しますので、片方の首を切り落としてしまいます。
切り落として頭がなくなった方を、金具に通して絞めれば完成です。
まとめ
自分用なので全然縫製の丁寧さとか気にせずガシガシ縫ってますし、ベルトも切りっぱなしですが実用性には耐えうるので、ダメになったらちゃんと作ろうかなと思っています。
色は実は焦げ茶色なんですが、照明の加減もあって黒く写ってしまいますね。もっと明るい茶色のベルトで作った方がいいかもしれません。
カジュアルにスチームパンクファッションを楽しみたい方はぜひ。
ハーネスに装飾を付けて自分だけのオリジナルハーネスを作ってみてもいいかもしれませんね。