スチームガーデン Episode7 ペルシャの海賊 (準備編)

T.I.S. (東京発明者協会)主催の「スチームガーデン Episode7 ペルシャの海賊」に合わせて、手持ちのスチームパンク服を海賊化するべく、小物の制作をしました。(ちなみに前回と同様、今回も運営スタッ…もとい時間旅行案内人として会場内を走り回りますよ…！)
皆さんご存知の通り、私の場合スチームパンク服は「衣装」ではなく普段に着用しているものなのでいつも通り、「その日に合わせて何か新しい服を用意する」という感じではなく普段のスチームパンク服にパイレーツ仕様の小物を合わせようと考えました。

トライコーンハット (海賊帽)

まずトライコーンハットを作ろう、と100円均一のセリアで手頃な大きさの茶色いペーパーハットを買ってきました。大きさは中ぐらいのサイズかな？1番大きなものよりもつばが狭めで、1番小さなものよりも若干大きめのサイズでした。
それを3等分になるようにマスキングテープ等で印を付けて、つばを折り返し縫い糸で留めます。(3等分する際はiPhone/iPadアプリのケーキを人数分に切り分けるアプリを使用しました。便利◎)
後は生成りの綿レースを縁に縫い付け、以前買った森ガールテイストの服に付いて来たストールを巻き、コサージュやチェーン、以前作った歯車ブローチを付けて完成。

全体的にナチュラルな感じのトライコーンハットが完成。

被るとこんな感じです。

コケイド(帽章)

コケイド(cockade：帽章のこと)を作ったので帽子に付けようと思っていましたが、合わせてみたところあまり色が合わないのと「リボンに入っているステッチがカジュアルすぎる」という判断により断念。普段使いに回すことにしました。そのうち改良を加えたいですね。

掛け時計の歯車を使用したコケイド

結局このポジションには下記の以前制作したスチームパンクな歯車ブローチが来る事に。

接着剤は一切使わず、テグスだけて全て留まっています。そのため組み直しが可能。
これも長年のビーズ趣味の成果◎

この歯車ブローチ、ほとんどが以前ご紹介した新御徒町のアンティークショップ「プラスボーチェ」さんで手に入れたジャンクパーツで出来ています。それに手持ちのブローチ金具やレースモチーフ、つけまつげを加えた感じです。

海賊風のアクセサリー選び

最近イベントでお友達になった、普段パイレーツファッションをされているヴァルトさんが着用されていたのを見て、思わず購入してしまった手甲アクセサリー！

骸骨の手甲お値段1,296yen！

元々はパンクスファッションアイテムらしく、パンクスファッションのお店では割と見かけるのだとか。メッキ製品なので当日の熱気と汗で1日で肌に当たっていた部分が結構剥げてしまいました…何かに再利用するかなー。

ガイコツフルハンドブレスレット
価格：1,296円（税込、送料別）

海賊袋

これも以前、我らが海賊ヴァルトさんが腰から提げていたのを見て参考にさせていただいたもの。柔らかくて薄い革を手に入れたので作ってみました◎

開くときはDカン部分を持って横に引けば全開するので、とても使い勝手が良いです。

ちなみに制作順序は以下の通り。

1. 布地できんちゃくを作る要領できんちゃくを作ります
2. Dカンを両端に付けます
3. ショルダーベルト金具を付けます
4. きんちゃくと同じ革で平紐を作り、Dカンとつないで完成

これが以前見せていただいた革袋。革の袋は金貨や、やくそうが入ってそうでワクワクしますね〜。
古着屋さんで購入されたものだとか。

服装など

服装は「海賊というとやっぱり黒か紺とか暗い色かなあ」と思っていたのですが、トライコーンハットがナチュラルな感じに仕上がったことですし、ピンクベージュでまとめることに決めました◎
当日全身写真を撮る機会がなかったので2012年のコーディネート写真ですが、右の写真のワンピースに左の写真の姫袖カーディガンを羽織ることにしましたよ。

初めてスチームパンクファッションをする時も同様ですが「イベント用に服を作りたい！」と思っても私のように裁縫が得意でなかったり、買いそろえようと思っても難しかったりする場合は手持ちの服に何かそのテーマに沿った小物を組み合わせてコーディネートしてみるのがおすすめですよ！
スチームガーデンは毎回エピソードに沿ったテーマが出されていますが、ドレスコードでは無いのでご自分に合った装いでお気軽にお越し下さいね！