真鍮ナットリングの作り方
身近な素材で初めての手作りリング。
製作過程
金属加工に少しでも興味を持ってもらえるよう、以下に作り方の手順をまとめました。特にさほど難しい技術があるわけではないですし、自分用に作るぐらいだったら少しいびつでもいいかな、と。
少しでもお役に立てれば、と思います。
製作0日目 9月15日 棒ヤスリで内側を削る
ふと思い立って夜中に棒ヤスリで一生懸命ギコギコしました。当たり前ですが気の遠くなるような作業なので、無の境地に至りましたね…。もう少しで悟りが開けるところでした◎
本当はリューターでやりたかったのですが、思い立ったのが夜中だったので。
徐々に消えてゆく内側の溝。完全に自己満足です。
よくがんばりました!溝はすっかり見えなくなりましたね。
製作1日目 9月17日 リューターで削る
日は変わって17日、棒ヤスリだけで内側を削っていくと何日もかかるな、ということでさっさと諦めてリューターを出してきました。
万力にナットを挟んで固定し、ひたすら削る。
ようやく指に入るサイズになり、指輪らしくなってきました◎
製作2日目 9月18日 少し汚れを落としてみる
打痕がたくさんある方がヴィンテージ感があってよいかな、と。
製作3日目 9月19日 鏡面磨きに挑戦してみる
諸先輩方に見ていただきながら、細かい目の耐水ペーパーで削るとよいとの助言をいただきましたので、まず手元にあった1200番の耐水ペーパーで汚れを全部削り落とすことに。
酸化した皮膜を全部削り落として、真鍮の面を全部出しました。
製作4日目 9月27日 鏡面磨きに挑戦してみる2
ペースト状の研磨剤で何度も何度も指→布→ティッシュと繰り返して磨いていくうちにこんなにピカピカになりました◎
油にまみれていたゴミだとは思えないぐらいピカピカになりました!
世界でたったひとつの自分だけのオリジナルリング。
使用したペースト状の研磨剤
完成!
そんなこんなで、私の初めての指輪作りは成功しました。表面のツルツルを触るだけで1日楽しんでいます(気持ち悪い)。
衝撃のBefore→After