真鍮の蝶番でスチームパンクな腕時計バンドをつくる
末吉晴男さんの手作り腕時計の「メゴコ」用に以前分解していた古い真鍮製蝶番を使って、末吉時計インスパイアの腕時計バンドを作ってみました。
かわいい丸っとした腕時計本体は末吉晴男さんの「メゴコ」。
第1日目 9月27日 真鍮の蝶番を分解する
実家に帰省した際、父から「何かに使えるやろ」ということで納屋を整理した時に出たという真鍮製の蝶番をたくさんもらってきました。古いものなので緑青や錆がかなり浮いているのですが、それもまたアイカt…じゃなくてヴィンテージ感があっていいですね。
たくさんもらってきました。中にはこんなに大きな蝶番も。
中心を通っている棒を取り除きます。
中心を通っている棒の片方の頭をリューターの超硬ビットで削り飛ばし、抜く予定でしたが、さすがに経年のためかびくともしません。釘を棒に打ち込み、反対側からすこし出て来たところをラジオペンチで引っこ抜きました。大きさはこのぐらい。
なまして曲げてみたところ。意外と手で簡単に曲げられます。
手首に合わせてみるとなんとなく格好よく見えた。
2日目 10月26日 革のベルトを裁断、腕時計バンドになる
末吉時計の「メゴコ」を中古で買い受けることになり、電池を交換しようとした際、元の持ち主の方がカスタムされていたバンドを壊さなければならず、元持ち主の方にも了承をいただいて、新しく腕時計バンドを作ることにしました。
※完成した状態を見た人から「Crystalineの末吉時計コラボだ!」と言われますが非公式ですw偶然こうなってしまったんです。。。
純正のメゴコ。元はこんなシンプルな革バンドだったようです。(公式ブログ「末吉時計 『メゴコ 【末吉時計スタンダードタイプ】』」より)
メゴコの本体です。コロンとしてかわいい形が◎
メゴコ本体を通すための革ベルトを幅1cmで切り出して通し、蝶番と革ひもを組み合わせました。
蝶番が直接肌に当たらないよう、シンプルなベルトを通し完成。
時計本体は通しているだけなので、このようにサイズが合えば別の時計に替えることも可能。
最後に腕時計バンド全体のデザイン
元のバンドが私の手元に来た時には既に失われてしまっていたので、全然そういうつもりはなかったんですが、勝手にコラボみたいなことをしてしまって末吉さんには大変申し訳ない気持ちでいっぱいだったりもします…。
ですが、結構色んな方に純正のバンドだと思われたり「あ、これスチームパンクですか?」と声をかけていただけるので、作ってみて良かったなあと思いました。
が、本当すみません…。