上野恩賜公園 奏楽堂・黒田記念館・京成電鉄博物館動物園駅跡
この間上野から日暮里に自転車で移動中、東京芸大の付近がすごく良い雰囲気だったので御徒町に用事があったこともあって、ふらっと散歩に出かけました。
東京芸大の建物もさることながら、隣接する上野恩賜公園(上野公園)の建物も非常に興味深いものばかりです。いつもは上野公園に行くことがあっても、不忍池付近の散策や動物園付近を回るだけだったので、北側には全然足を踏み入れたことがありませんでした。上京して5年、上野付近に住んでいたこともあるんですが凄く新鮮な感じがしました。
旧東京音楽学校奏楽堂
「明治23年に創建されたこの奏楽堂は日本最古の木造の洋式音楽ホールで移築後、昭和63年1月に国の重要文化財に指定されました。」(旧東京音楽学校奏楽堂公式サイトより)とても雰囲気のある木造の建物で、以前はここで学生による演奏会などが行われていた様子。現在は修復作業中で公開は4年後の2018年予定とのこと。中のホールはシャンデリアが下げられていたり、日本最古のパイプオルガンが収蔵されていたりするそうなので、4年後の公開時にはぜひ足を運んでみたいです。
黒田記念館
上島珈琲店が併設されており、隣には国際こども図書館があります。
最近レオナール・フジタ(藤田嗣治)について調べていたので、黒田清輝の名前が挙がると「日本の画壇を席巻した黒田清輝先生…!」と思う癖がついてしまいましたが、黒田清輝の絵は代表作湖畔を含め、どれも透明感があって美しいですよね。こちらも耐震工事のため、現在は休館中とのこと。
迫力のあるレンガ造りの外観。