スチームパンクなイヤホンを作りました。
スチームパンクなイヤホンを作りました。イメージ通りの出来栄えに自画自賛!日本ではあまり見かけないスチームパンクファッションですが、海外のスチームパンクアクセサリーなどを参考に作成しました。
用意したもの
- 目覚まし時計x1(100円)
- 黒いコードのインナーイヤホンx1(300円)
- 真鍮製菊座x5(38円x5=190円)
- ヘアアクセサリーx2(100円x2=200円)
- 時計の針x2(370円x2=740円)
- 瞬間接着剤x1(100円)
- 油性ペン:金色x1(100円)
- アンティークキーネックレスx1(300円)
─合計 2,030円
ただ一つの誤算は、100円均一にある目覚まし時計は分解してもプラスチックの歯車しかありませんでした。
金属製の歯車を購入、入手するにはそれなりに値が張りそうです。
時計の針も格好だけは良いですが、これも実はペラペラのメッキ物なのでもっと良い針が欲しいところ。
菊座は写真に写っているほとんどメインの部分ですが、これ実はアクセサリー用品ではなく、
ミニチュア家具やミニボックス用の取っ手です。
アクセサリー用品は意外と金属製の物は高いので、かなりお得。
ペンでの塗装なので接近してみるとそれなりの出来栄えですが、装着してみると結構な高級感。
完成品
作る途中のものを撮影していませんでしたので、方耳作成した時の写真がこちら。両耳&コード巻き付けキー家着ですみませんが、装着した時のイメージ。
スチームパンクファッションを手作りしたい人のために
海外、特にアメリカやヨーロッパではスチームパンクがメインのイベントが行われるなどスチームパンクファッションが一つのファッションカテゴリとして認識されているようです。
またスチームパンクのワークショップもあり、こちらではスチームパンク仕様のデコデスクトップPC、ラップトップPCケース、iPadケースなども作成されているようです。
The Steampunk Workshop | Technology & Romance - Fashion, Style, & Science
このスチームパンクワークショップの一人に日本人のスチームパンクアーティストの末吉晴男さんがリストアップされています。
時計等を制作販売されているようなので、気になる方は要チェック!
私の家の最寄り駅にある「地球栽培」という雑貨屋さんのオーナーさん?のようでした。
「地球栽培」よく行くんです。
いやー、海外サイトで見つけた方がこんな身近なお店の方だとは…!
◆末吉晴男さんの工房ブログはこちら。
末吉晴男時計工房: スタジオトムスの日記帳
また私がPhotoshopを使い始めたきっかけになったサイト「幻想画廊」の管理人さんでもあるマリさんもスチームパンカーの一人です。
「幻想画廊」とは別に「スチームパンク大百科」というスチームパンクに特化したブログを運営されています。
こちらでもキーボードの改造等参考になるチュートリアルが掲載されています。
◆:スチームパンク大百科:
:スチームパンク大百科:
あとがき
スチームパンクが好きすぎて、参考資料をかき集めに集めている昨今ですが、
海外にこんなに沢山のスチームパンカーがいるのに、日本では何故かムーブメントにならない。
なぜなんだろう。
一つ思い当たるのは、イギリスでは古いものを大切にするという文化が古くからあります。
最近ではウィリアム王子が故ダイアナ妃の指輪を婚約指輪に彼女に渡したエピソードがありましたね。
日本にも骨董を愛する精神があるので、共通するところはあると思うんですが、
蒸気機関をはじめとした機械のジャンク品を大切にする、という傾向が日本人には少ないような気がします。
違いはここなのではないか、と。
蒸気自動車の展示会なんかの特集をテレビで見たことがありますが、これも海外でした。
スチームパンクイヤホン制作にあたって、金属製の歯車はもちろんのこと、時計のジャンク品などは通販で探してみてもほとんど見つかりませんでした。
見つかったとしてもやっぱり、イギリスからの輸入品だったり、ジャンク扱いなのに物凄く値段が張ったり。
今はアルバムのコラージュが流行っているそうなので、金属シールなら手に入りやすいのかもしれませんね。その場合、ティム・ホルツ社のギアセットがオススメです。(品切れが多いですが、公式サイトから購入するのも手かと)
壊れた機械を持ち続ける、というのもそんなに悪い事ではない気がしました。